ホテルのニュース20240221

■湯快リゾートでは、大阪成蹊大学で開発した環境にやさしいコラボメニューを提供している。
同大学経営学部の学生が開発した世界的に需要の高まる「環境にやさしい大豆ミートやカナダ大麦豚」を使用した、韓国風ソイチキ巻き寿司、カナダ大麦豚入りミネストローネ、カナダ大麦豚のジェノベーゼグラタン、カナダ大麦豚のヤンニョムテジ、という4つのメニューを提供。美味しさだけでなく、食を通じて環境問題をより身近に感じてもらえるよう考えられたコラボメニュー。湯快リゾート29ホテルで提供する。

■米・ニューヨークに、「ザ・プリンス キタノ ニューヨーク」が開業した。
50年の歴史を有するニューヨーク唯一の日系ホテル「ザ・キタノホテル ニューヨーク」をリブランドオープンするもので、西武・プリンスホテルズのフラッグシップブランド「ザ・プリンス」系列としてのリブランドとなる。立地はマンハッタンのターミナル駅「グランド・セントラル・ターミナル駅」から徒歩約5分の高級住宅街パークアベニューにあり、タイムズスクエア、五番街、エンパイアステートビルといった観光スポットも徒歩圏内である。ホテルは地上18階、地下2階建てで、全150室の客室を持つ。また、レストラン、バー、会議室を有し、最上階にはマンハッタンの夜景を望むことができるルーフトップバーも併設されている。西武ホールディングス傘下の西武・プリンスホテルズワールドワイドは2022年6月16日に米・ニューヨーク進出の決定を発表していた。その動きとして、北野合同建物が所有する日系の老舗ホテル「ザ・キタノホテル ニューヨーク」の運営を受託することが決定したという。西武・プリンスホテルズワールドワイドは、昨年4月にホテル運営に特化した形で本格的に活動を開始した。社是として「日本のプリンスホテルから世界のプリンスホテルへ」というビジョンを掲げ、グローバルホテルチェーンとしての展開を目指している。

■ディズニーアンバサダーホテル(千葉県浦安市)に、「ディズニー・パルパルーザ “ミニーのファンダーランド"スペシャルルームが登場した。
ピンクをはじめとしたパステルトーンの色合いにつつまれた客室で、ベッドや壁掛けアート、コーヒーテーブルなどには、ミニーが夢に描いた世界を満喫している様子や、大好きなものに囲まれリラックスしているミニーが描かれている。客室にはミニーが描かれたデザインの異なる2種類のポストカードのほか、 ペーパーバッグ、オリジナルデザインのルームキーとキーブックレットを1室につき各2点ずつ用意され、宿泊したゲストは記念に持ち帰ることができる。レストランでは、イベントに連動したスペシャルメニューが登場する。

■箱根小涌園ユネッサン(神奈川県足柄下郡)では、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」とのコラボイベントを開催している。
同イベントは、今年"7″月に開業以来最大のリニューアルをした「ユネッサン」と、ゴジラ"70″周年記念作品となる「ゴジラ-1.0」とのコラボレーション。3種のコラボ風呂やコンプリート特典付オリジナルステッカー、小田急箱根グループと共同して開催する新宿と箱根を結ぶ仕掛けなどを用意する。「ゴジラ風呂」は、ゴジラをイメージした真っ黒なお風呂に、3/4スケールの大迫力なゴジラの顔と写真が撮れるフォトスポットも。また「ゴジラ襲来の洞窟」では、ゴジラのテーマソングとともに、地鳴りのようなゴジラの足音と咆哮が洞窟内に鳴り響く。まるでゴジラに襲われているかのようなスリル満点の新感覚サウンド体感型風呂が登場。また「ゴジラの咆哮ロウリュ」では、ゴジラの咆哮(熱波)でゴジラ級の"トトノイ"が出来る体験型サウナイベント。

■(仮称)FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA(福島県双葉郡)が2025年度に開業する。
大和ハウスグループの大和ライフネクストと双葉町が中野地区復興産業拠点での企業立地協定を締結した。同社は同立地協定に基づき、東日本大震災・原子力災害伝承館や福島県復興祈念公園(今後整備予定)に隣接する同拠点で、インバウンドを含む観光客の受け入れから国際会議の誘致までを可能とするカンファレンスホテルを開業することで、地域経済の活性化に寄与することを目指すという。福島県では現在、被災地を巡り学びながら旅行をする「ホープツーリズム」を推進しており、同町では東日本大震災・原子力災害伝承館の利用者や、今後整備予定の福島県復興祈念公園を訪れる国内観光客・インバウンドなどの宿泊需要が今後さらに高まってくることが見込まれる。一方、太平洋に面して広がる福島県東部の浜通りエリアで既に立地している宿泊施設は、主に単身での利用を想定した設計となっており、旅行や家族での利用に応える新たな宿泊施設が求められていたという。同社は東京都内で2棟の大型カンファレンスホテルの運営を行っており、今回のカンファレンスホテル運営でも、これまでの経験を活かすとしている。5階建て。客室数は100室。カンファレンスは4ルーム。その他施設はレストラン・ショップ・スパ・ラウンジ・ライブラリー等。

■たびのホテルEXpress成田(千葉県成田市)が開業した。
サンフロンティア不動産の連結子会社であるスカイハートホテルが、「スカイハートホテル成田」を、サンフロンティアホテルマネジメントが展開する自社ブランドホテル「たびのホテル EXpress 成田」としてリニューアルオープンする。「たびのホテル」は宿泊特化型のホテルで、地域ならではの魅力や特長を掘り起こし、地域の住民とともに成長するホテルを目指し、全国6か所(佐渡、鹿島、飛騨高山、松本、倉敷水島、宮古島)に展開している。リニューアルオープンする「たびのホテルEXpress 成田」は、成田空港から車で約15分、JR成田駅より同約30分に位置する鉄筋コンクリート造・地上6階建て、延床面積2,158平方m、客室数100室のホテルで、普通車・大型車を150台収容できる平面駐車場、レストランを完備しており、人工温泉の大浴場も新設される見通し。