ホテルのニュース20230403

■亀の井ホテル福井(福井県福井市)では、運び湯による天然温泉の提供を開始した。
これにより、全国に展開する「亀の井ホテル」は全てのホテルで天然温泉が楽しめるという。同ホテルではこれまで、大浴場では人工温泉を提供していたが、今後は別所新加賀温泉の天然温泉に変わる。同温泉は、山代温泉から山中温泉へ向かう途中に湧き出た天然温泉。ほんのりと青みがかった弱アルカリ性の温泉は、「美人の湯」とも言われ、肌にしっとりと染み込み、体が芯から温まると評判の温泉だという。同ホテルは「かんぽの宿 福井」として親しまれ、昨年7月に「亀の井ホテル福井」にリブランド。兎越山の頂上に位置し、展望大浴場からは福井市街を一望できる。晴れた日には、遠くに名峰・白山の雄姿を望み、周辺には東尋坊・越前海岸などの景勝地や、曹洞宗の大本山・永平寺などの古刹も点在しているという。また、越前ガニが旬を迎え、同ホテルでも越前ガニを提供する夕食メニューを充実、県内だけでなく多くの県外旅行者が訪れるシーズンとなる。

■ホテルレイクビュー水戸(茨城県水戸市)に、茨城県産木材を使ったキッズスペースが設置された。
同ホテルでは、以前から子ども連れの利用客にも、より安心して遊べるスペースを作りたいという思いがあったという。茨城県の「いばらき木づかいチャレンジ事業」の採択を受け、茨城県産の無垢材を使ったキッズスペースの企画を進め、設置が実現したという。スペースは、未就学児~小学生低学年が靴を脱いで遊べるものとして設計。床部分には約90cm x 120cmの厚手の板9枚を敷き詰め、切り株状の木材やスクエアボックス、組み立て式のキッズハウスを設置。駅そばの立地で鉄道好きの子ども連れの宿泊客も多いことから、キッズハウスの中にはレールに見立てたテーブルも設置している。「一つ一つをマジックテープで付けるなどしていて移動ができるので、催しの際に移動して設置することもできる」という。スペースは常時開設。ホテル開館時間内は自由に利用できる。

■オリエンタルホテル東京ベイ(千葉県浦安市)では、明治とのコラボ企画として、ベビーと家族のはじめての旅行に最適な宿泊プラン「ベビーにもママにも嬉しい特典満載の応援プラン」を販売している。
同ホテルは、赤ちゃん・子ども連れでも安心して宿泊できるホテル・旅館・温泉宿等を認定する、ミキハウス子育て総研による「ウェルカムベビーのお宿」第1号ホテル。一昨年からはベビーとの初めての旅行「ファーストトリップ」宿泊プランを販売し、さらにアメニティを自由に楽しみながら選べるアメニティベース「TIROIR/ティロワール」を導入するなど、ベビーとの旅行を応援している。同プランでは、かさばるオムツ、大量の着替え、調乳用のミルク、お湯、湯冷ましなど、何かと荷物が多く、準備が大変な子連れでの旅行を快適にするために、赤ちゃん向け、ママ向けにそれぞれ豊富な旅行に便利なグッズが進呈される。赤ちゃん向けとしては、明治ほほえみ らくらくミルク6缶セット(専用アタッチメント付き)、おしりふき、除菌シート、使い捨ておむつ替えシート、ミネラルウォーター(軟水)、ベビーローション、ママトラベルライター 堀希和子氏による「ファーストトリップHow toガイド」が用意される。ママ向け特典としては、子育てで忙しい日常から離れた空間で気持ちをリフレッシュして、自分だけの時間を思う存分楽しめるような特典から1つ選択できる。なお、全て館内店舗なので、移動も楽に行える。さらに、同プラン特典としてアーリーチェックイン、駐車場24時間無料も利用可能。館内には、備品としてボーネルンド遊具、バンボ、月齢入りオリジナル寝相アートシート、壁面装飾、おしりふきウォーマー、哺乳瓶除菌器、高機能除菌スプレーが備わる。

■リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区)では、北九州夜景をイメージしたメニューを販売している。
昨年3月、同市は、国内外の夜景観光活性化を目指して誕生した夜景ブランド「日本新三大夜景都市」で、夜景都市から全国1位として認定。同フェアでは、地元北九州の夜景をイメージした料理とカクテルを販売する。28階「レストラン シャンボール」では、ライトアップされた若戸大橋をイメージした前菜「海の幸とサーモンのマリネ 根セロリのムースと青リンゴのジュレ ~北九州の夜景のイメージで~」を含む全8品のフレンチコース「Chambveu -シャンヴュー-」を用意。28階「鉄板焼 なにわ」では、窓から広がる高層階から望む夜景とともに、豪華食材を熟練シェフが絶妙な焼き加減で仕上げるコース「煌~きらめき~」を用意する。さらに、28階レストランの2店舗と1階の「メインバー セラーバー」では、バーテンダーが考案した夜景を思わせるカクテルを用意する。

■奈良ホテル(奈良県奈良市)の日本料理「花菊」では、「和風アフタヌーンティー」を販売している。
同商品はその名の通り、和食店舗ならではの食事メニューと和スイーツを揃えたもの。朱色のお重には、ミニ海鮮丼や、香りのよい柚子味噌を添えたふろふき大根、海老にのりを巻いて揚げた、海老のみじん粉変わり揚げなど、料理人が腕をふるった本格日本料理を用意。スイーツには、和菓子・ぜんざい・団子などの和スイーツに加え、マカロンやムースショコラなどの洋風スイーツも取り揃える。飲み放題で用意するドリンクには、「大和茶」として知られる奈良県産の和紅茶や、抹茶を使用したカプチーノなど、上質な香りのお茶を取り揃えるという。メニューは、ウェルカムドリンクがアップルジンジャーティー、和セイボリーが蟹味噌豆腐・菊菜白和え・蕪の甘酢漬け・ミニ海鮮丼・ふろふき大根柚子味噌・法連草のなごみ巻・海老のみじん粉変わり揚げ・公魚大葉揚げ、甘味が田舎風ぜんざい 塩昆布・みたらし団子・わらび餅・檸檬マカロン・かすてら・かすみ梅餅・練乳苺ケーキ・ムースショコラ・ベイクドスフレチーズケーキ・果物三種・植村牧場ミルクアイス。フリードリンク(90分制・75分ラストオーダー)は、同ホテルオリジナルブレンドティー・奈良和紅茶(中尾農園)・奈良抹茶カプチーノ(中尾農園)・大和橘フレーバーティー(ティーファーム井ノ倉)・フルーティーカモミール(ロンネフェルト)・ブレンドコーヒー。

■名鉄イン刈谷(愛知県刈谷市)に、地元のプロバスケットボールチーム・シーホース三河の「タツヲ」とコラボした客室「タツヲルーム」が登場した。
タツヲは、タツノオトシゴをイメージしたチームの所属タレントで、部屋には自筆のメッセージや写真パネルが飾られ、ベッドには抱き枕も用意された。タツヲルームは、限定1室のシングルルーム。