ホテルのニュース20230518

■ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)は、53平方mのジュニアスイートをはじめとする19階クラブフロアの客室をリニューアル、クラブフロアゲスト専用「クラブラウンジ」を7階からホテル最上階22階に移設し、新たなクラブラウンジとしてオープンした。
20階・21階のクラブフロアの客室も順次オープンする予定。クラブラウンジは、22階南側全面の窓から広島の街並みや瀬戸内の島々を一望する、約200平方mの空間。レセプション・ワークスペース・ダイニングスペース・リラックススペース・12名までのミーティングルームなどで構成し、専任スタッフによるコンシェルジュサービスなども提供する。階数は22階(ホテル最上階)、広さは約200平方m(61席、内ミーティングエリア1室・12席)。営業時間は6時30分~21時。サービス提供内容は、チェックイン・チェックアウトサービス、専任コンシェルジュによるサービス(レストラン予約サービス・観光案内等)、コーヒー・紅茶・ソフトドリンク無料、Wi-Fi接続無料、パソコン・タブレット貸出、ミーティングスペース(2時間まで無料・予約制)。

■びわ湖大津プリンスホテル(滋賀県大津市)は、最上階(38階)に「トップオブオオツ バンケットルーム」を新設した。
新たに誕生したバンケットルームは、アフターコロナを見据え、利用人数や目的・時間など、あらゆるシーンに対応した環境を整え、多目的に利用しやすい空間としたもの。徐々に需要回復が見込まれるMICEやインセンティブ旅行の提案をはじめ、地上約130mの会場でのウエディングプランやびわ湖を訪れる旅行者にも、県内一の高さを誇るバンケットルームで「びわ湖の特等席ならではの特別な体験」を創出するという。「スカイラウンジ トップオブオオツ」は、1989年4月22日のホテル開業とともにオープン。最上階のラウンジとして、世界の銘酒やカクテルを楽しめるバーとして営業してきた。同ホテルでは今回、来年に35周年の節目の年を迎えるにあたり、地域共創を目的とした滋賀の魅力を伝える起爆剤の一つとして、開業以来初めて、びわ湖を見渡せる80名規模のパーティーが可能な宴会場として同バンケットルームを新設。落ち着いたモノトーンな家具やブッフェボード、スタイリッシュなフローリングでワンランク上の空間を演出したほか、カラーバリエーション豊富な食器を用意、宴席に合わせて食事タイムを華やかにも彩るとしている。利用人数は着席60名まで、立食80名まで。

■メルキュール東京日比谷(都内千代田区)が今冬、東京・日比谷にオープンする。
同ホテルは、欧州大手のホテルグループであるアコーのミッドスケールブランド「メルキュール」が、内幸町平和ビルの一部を改修し展開するホテル。"劇場の舞台美術"がデザインのコンセプトで、ゲストルームでは、舞台衣装のパターンや設えをコラージュし、空間に落とし込むことで、滞在をより豊かなものとし、旅の高揚感をより盛り上げるという。178室の客室、レストラン、フィットネスセンター、会議室、エクゼクティブラウンジなどさまざまな施設を備える予定。

■ホテル阪急グランレスパイア大阪(大阪市北区)が来年後半に開業する。
JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」(グラングリーン大阪)に出店するホテルで、同地区の南側に建てられる地上28階建て複合ビルの5~28階に入る。客室は23平方mを中心とした全482室。レストランやバー、フィットネス施設も設ける。阪急阪神ホテルズの最上級ブランド「ホテル阪急インターナショナル」に次ぐ価格帯とし、高級客室専用ラウンジも用意するという。「レスパイア」は、4年前に「ヨドバシ梅田タワー」に開業した「ホテル阪急レスパイア大阪」(1,030室)に次ぐ2店舗目となる。いずれも外国人観光客を主要ターゲットとした宿泊主体の施設だが、グループや家族連れを想定した1店舗目に対し、「グランレスパイア」は旅慣れした夫婦や大人世代のカップルらをターゲットにするという。

■FAV TOKYO 両国(都内墨田区)がオープンした。
JR両国駅より徒歩約6分の位置に誕生する、都心部に出店しているFAV TOKYOシリーズの2号店。客室は、イギリスのデザイン会社PDP LONDON LLPが内装を手掛けた全19室を用意。両国の夏の夜空をイメージしたミッドナイトブルー色をアクセントカラーにしており、キッチンを完備した最大6人が泊まれるスイートルームや、アートに囲まれたヘラルボニールームなどがそろう。また、ニュージーランド発のスペシャルティコーヒーロースター「Coffee Supreme」が監修するカフェも1階に併設。飲みやすいブレンド「SUPREME BLEND」を使用したコーヒーとともに、グラノーラヨーグルトやハムとチーズのバケットサンドといったフードが味わえる。さらに、RPGゲーム風にまとめたオリジナルの観光ブック「FAV Tabi MAP~PLAY! RYOGOKU~」も配布され、本ホテルを起点に両国エリアの魅力を感じることができる。

■横浜桜木町ワシントンホテル(横浜市中区)では、プラネタリウム「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」の鑑賞引換券付きの宿泊プランを販売している。
「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は昨年3月24日にグランドオープンしたコニカミノルタプラネタリウムの5つ目となる直営館。日本初のLEDドームシステム「DYNAVISIONR-LED」による鮮やかで美しい映像を鑑賞できるだけでなく、併設するカフェやショップには星や宇宙をモチーフにしたアイテムを揃えた、総合的なエンタテインメント空間として楽しめる。同プランでは、横浜駅やみなとみらい線新高島駅から徒歩圏内の「プラネタリアYOKOHAMA」を始めとしたコニカミノルタプラネタリウム全5館で利用できる全館共通鑑賞引換券を1泊1名につき1枚プレゼント。さらにプラン特典として「プラネタリアYOKOHAMA」併設のショップ限定で販売されている入浴剤「ユニバースタイム(GREEN PLANET)」も付く。プラネタリウムを鑑賞した後は、客室のお風呂で緑あふれる惑星に思いを馳せながら、ゆっくりくつろげる。