ホテルのニュース20230524

■デュシタニ京都(京都市下京区)が9月にオープンを予定している。
同ホテルは、デュシット・インターナショナルが単会する6つのブランド(デュシタニ、デュシット デバラナ、デュシットD2、デュシット プリンセス、デュシット スイーツ、ASAIホテル)の中でも、フラッグシップブランド「デュシタニ」の名を冠したラグジュアリータイプのホテル。京都駅からわずか850mに位置。建築・デザインは、タイのアユタヤと京都という2つの古都の建築要素から発想を得て、壮大な仏塔チェディと五重塔の屋根の特徴である曲線を組み合わせた。ホテルのシグネチャー・レストランの役割を果たすのは、タイ料理レストランの「アヤタナ(Ayatana)」。ミシュラン・ガイドブックで複数年にわたり一つ星を獲得したバンコクのタイ・レストラン「ボー・ラン(Bo.Lan)」のシェフ、ドゥアンポーン・ソンヴィサヴァとディラン・ジョーンズが監修を担当するという。

■Ryokan 尾道西山(広島県尾道市)がグランドオープンした。
旧「西山別館」をリニューアルしてオープンするもので、コンセプトは"尾道文化を今に感じる宿"。建物は、芝生庭園を中心に、離れ6棟8室と本館3室の客室、大広間と2階建ての本館、大浴場の別棟で構成されている。大広間「光琳の間」には、チェックインの15時から23時、翌日7時からチェックアウトの11時まで、自由に使えるラウンジを新設。尾道ならではの「茶園文化」を継承し、お茶や瀬戸内の酒庫をイメージしたお酒を含む飲み物、お菓子を用意している。また、新館1Fに新設したレストラン「ようそろ」では「記憶に刻まれる料理」をコンセプトに、21年間欧米やカンボジアで研鑽を積んだ加茂シェフが瀬戸内の食材をメインにしたフレンチベースの料理を提供。広々としたカウンターで最後の仕上げを行う。心ゆくまで尾道の食を堪能してもらうために、気に入った料理と飲み物を好きなだけ味わえるスタイル。豊富に揃えたワインや日本酒の中から、シェフやスタッフと会話をしながら料理に合わせて飲み物を変えるペアリングも楽しめる。宴会やパーティには6名から120名までを想定した洋食形式のコース料理を取り揃える。

■オディシススイーツ大阪エアポートホテル(大阪府泉佐野市)がオープンした。
日本の伝統色をさりげなく添えつつ、現代的な機能性を備えたスタイリッシュなインテリアデザインは落ち着いたブラウンカラーとナチュラルなホワイトカラーの2タイプでフロアごとにコーディネートされている。また広々とした部屋には、4K多機能TVを完備。YouTube, Netflexなどの動画サービスも楽しめる。同ホテルは、SiS りんくうタワー(旧名称 ; りんくうゲートタワービル)内(1階・2階・15・16・19~24・26階部分)にあり、関西空港まで電車で約5分、JR・南海電鉄と2本の鉄道が乗り入れる"りんくうタウン駅"に直結、国内外のブランド約250店舗を擁する「りんくうプレミアム・アウトレット」をはじめ、「りんくう公園」「マーブルビーチ」にも近く、恵まれたロケーションに位置している。客室の約60%がリビングとベッドルームに独立した、30平方m以上の家に居るような広々としたゲストルームを提供。インテリアは現代的でスタイリッシュな日本の伝統色をさりげなく添えた上質な空間で迎える。

■天然温泉 七宝しっぽうの湯 ドーミーインPREMIUM銀座(都内中央区)がオープンした。
客室は、シングル27室・ダブル99室・ツイン18室・和風スタンダード2室・和風スーペリア5室・和風デラックス2室など、全154室。最上階の12階には、ドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿野乃」をイメージした「和風プレミアムフロア」を設定した。同フロアは、フロア一体が畳敷きで、客室には檜風呂を完備、日本の伝統的な「和」の文化を基調とした空間を設えたという。朝食は、2階「レストラン HATAGO」で、旬の食材を中心とした季節の和食御膳と約30種類の和洋バイキングを提供。また、夜食にはドーミーイン名物のあっさり醤油ラーメン「夜鳴きそば」、風呂あがりにはアイスや乳酸菌飲料を無料で提供する。場所は、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅より徒歩約4分、東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座」駅より徒歩約8分、JR各線「新橋」駅より徒歩約11分の立地。大浴場は、黒色で肌触りのよい「黒湯」の天然温泉で、こだわりの高温サウナと水風呂も男女ともに用意したという。

■エアラインホテル(宮崎県宮崎市)に、ドン・キホーテの公式キャラクター「ドンペン」「ドンコ」の装飾を施したコンセプトルームが登場した。
各1部屋で、宿泊料金は1室1人当たり6,000円から。ドンペン&ドンコとコラボした客室は、全国初の試みだという。宮崎市の中心街に位置する同ホテルは、館内の地下1階から西館1~2階にホテルフロントからも直結する「MEGA ドン・キホ-テ宮崎橘通店」が入店。目の前に繁華街"ニシタチ"があり、最寄駅やバス停も近く、観光拠点としてもアクセスが良い立地にある。現在はリニューアル工事を進めており、3月に完了予定。今回は全237室ある客室のうち、西館最上階に当たる11階の2室をコンセプトルームとした。部屋タイプはスタンダードツインで、広さは24平方m。2人以上での宿泊が可能となっている。内装は、キャラクターのイメージカラーで統一。壁面に大きく描いたドンペンとドンコや、ぬいぐるみたちに囲まれた癒しの空間を演出している。室内でキャラクターと写真撮影をし、SNSに投稿するといった楽しみ方ができるようにした。宿泊者特典として、フロントにある1回200円相当のオリジナルカプセルトイが無料になる。中身はドン・キホーテで使える商品券や、ドンペン&ドンコのぬいぐるみを予定しているという。

■アロフト大阪堂島(大阪市北区)ではW XYZ バーでは、アメリカで人気のTaco Tuesday(タコ・チューズデー)とクロワッサン&コーヒーを販売している。
Taco Tuesday(タコ・チューズデー)は、「火曜日にタコスを食べよう!」というアメリカで人気が上昇中のイベント。アロフトブランドは、北米をメインに、中東、ヨーロッパ、アジアに多くのホテルを展開するグローバルホテル。世界に展開しているホテルならではの取り組みとして世界各国のイベントを日本でも体感してもらおうということから企画したという。アメリカならではの食文化楽しめる。