ホテルのニュース20230702

2023年7月2日

■東横INN長野駅東口(長野県長野市)が開業した。
同社の長野駅周辺のホテルとしては2カ所目で、14階建て242室。ビジネス利用のほか、善光寺や長野県白馬村などを訪れる観光客の需要も取り込む。家族客やグループ客の宿泊に向くトリプルルームのほか、ヘアアイロンなどを備える「プレミアムプラスルーム」も用意した。観光客向けに大型バスやバイク専用の駐車場も設けたという。

■レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ(愛媛県松山市)最上階のツインルームが、世界で人気の鉄道CGアニメ「チャギントン」の世界を満喫できる客室にリニューアルした。
「チャギントン」をコンセプトにした限定1室のチャギントンルームでは、壁紙や天井、ドアにもチャギントンの仲間たち。また、チャギントンプラレールを設置しており、子供と一緒に遊ぶことができる。チャギントンナビゲーターの一員になりきることができる子供用衣装も用意しているので、家族で記念撮影を楽しめる。宿泊特典として、チャギントングッズ(アクリルキーホルダー、チャギントンおりがみ)をプレゼント。

■ハイアットハウス東京渋谷(都内渋谷区)が来年2月に開業する。
渋谷駅周辺の再開発「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」のサービスアパートメント部分に入るもので、中長期滞在や外国人ビジネスパーソンなどの多様なニーズに合わせて、仕事もプライベートもどちらの時間も充実した、高い満足度で快適な滞在を提供する。同施設は、東急不動産とハイアットの関連会社が長期滞在ホテルマネジメント契約を締結し、ハイアットが運営する。

■センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区)では、開業50周年のアニバーサリーケーキ「幸せミルフィーユ」を販売している。
同ホテルは1973(昭和48)年に開業。今年で50周年を迎える。同ケーキは結婚50周年目を祝う金婚式になぞらえ、「特別な贈り物」をテーマに創作。キャラメリゼしたアーモンドを混ぜ、プラリネ風味にしたクリームとパイ生地を重ね合わせ、北海道産のイチゴをトッピング。ローストしたアーモンドとプラチョコ(細工用チョコレート)で仕立てたリボンを飾り付けることで金婚式のゴールドも表現した。ミルフィーユは「千枚の葉」という意味。千枚の葉のようにありがとうの気持ちを重ねて作ったという。価格は5,000円。ホームページでの予約も受け付ける。予約時に同ホテルとの思い出をを予約フォームの備考欄に入力した人を対象に、ホテル開業年の昭和48年にちなんだ価格(4,800円)になる「センチュリー思い出割」も実施。

■ホテルイタリア軒(新潟市中央区)がリニューアルオープンした。
2014年に行った一部の改修工事と、昨年末から宿泊を休止して行っていた客室改装工事でホテル全室のリニューアルを完了したもの。今回のリニューアルでは、全室のバスルームを一新、シリンダーキーからカードキーへ変更、42型テレビを設置したほか、客室名称もスタンダードタイプからモデレートタイプに変更。家具はイタリア軒らしい濃い茶系のカラーに統一しながら、椅子や鏡台周りの照明も一新、ベッドは従来よりやや大きい全米有名ブランド「サータ」を導入した。客室内のサービスドリンクには、イタリア軒ラベルの佐渡海洋深層水を用意、11階のベンティングルームには、自販機だけでなく製氷機やレンジも完備した。その他、会議室や厨房など見えない細部の改装も実施し、週末に埋まりやすいプレミアムスイートにはジェットバスも導入したという。レストラン朝食では、シェフに代々受け継がれてきたミートソースに加え、シェフが作るオムレツ、新潟でも幻の米とされる特別栽培米コシヒカリ「轍米」の炊き立てを目の前で握るおにぎり、のっぺやタレカツ、妻有蕎麦など新潟らしいメニューを提供。利用客のリクエストから提供するようになったビーフカレーの他にも一種類のカレーを常備するとしている。

■ホテルリソルステイ秋葉原(都内千代田区)がオープンした。
同グループでは、観光客向けのツーリストホテルを全国で18店舗展開。今回オープンする同ホテルは、中長期滞在ニーズを見据えた新シリーズ「ホテルリソルステイ」ブランドのホテルで、同グループによる秋葉原エリアのホテルは、「ホテルリソル秋葉原」に続く2店舗目となる。館内では、中長期間の滞在でも快適に過ごせるよう、ランドリー設備を設置したほか、リビングロビーの機能も拡充。オリジナルウェルカムアロマやアート、緑の配置によるリラクゼーション効果にもこだわった。また、リビングロビーとラージツインタイプの客室は、新幹線を眺望可能なトレインビューとなっている。客室は、シングルルーム、モダレットルーム、ツインルームなど全132室。日本の生活様式を取り入れ、全室シューズオフを採用したほか、羽毛布団を使用した「デュベ」のスタイルや快眠まくらなどと合わせて、上質な眠りを提供するとしている。また、客室とは別のもう一つの居場所として、自由に利用できる宿泊者専用共有スペース「リビングロビー」をホテル5階に設置。ロビー内では、フリードリンクを提供、電子レンジを利用し、持ち込んだ軽食を食べることも可能としている。個別のテレワークスペースや会議室も設置、滞在中のリモートワークにも利用できるという。場所は、JR各線「秋葉原」駅中央改札出口より徒歩3分、都営地下鉄新宿線「岩本町」駅A2(須田町北口)出口より徒歩2分、東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅5番出口より徒歩3分。