ホテルのニュース20230705

■湯村温泉緑屋(兵庫県美方郡)がオープンした。
約1200年前に開かれたと伝えられる湯村温泉地で、四季折々の緑や花にあふれた癒やしのナチュラルガーデンステイを満喫できる温泉旅館。客室タイプは全4種類を用意。同施設は全国10ヵ所以上の市町村の観光大使を歴任し、世界的に権威のある一流の庭園デザイナー 石原和幸氏とコラボしており、一部の客室では、石原氏がイギリスの「チェルシーフラワーショー」でゴールドメダルを獲得した庭園の一部を再現した空間が展開される。また、石原氏が手掛けた四季折々の庭園風景が堪能できる温泉も用意。庭園付きの貸切露天風呂や、庭園を望める2種類の大浴場が展開され、100%源泉かけ流しの"美人の湯"を満喫可能。その他、緑豊かなラウンジや、地元食材をふんだんに取り入れた体に優しい朝食、同旅館で体験できるアクティビティ、4K高精細プロジェクターと大画面モニターを設置した3つの会議室もあり、ゆったり旅気分を楽しむだけでなく、ワーケーションを満喫するなど、思い思いの滞在を楽しめる。

■Little Japan ECHIGO (新潟県南魚沼郡)がオープンした。
廃業となった旅館を活用したまちづくり拠点で、先行して昨年末にオープンしていた宿泊施設としての機能に加え、今回新たに「湯沢町起業型地域おこし協力隊(宿泊業)隊員活動支援業務」として、支援する地域おこし協力隊が着任。官民連携で、廃業となった旅館や事業承継を行う起業家の育成を行うまちづくり拠点としての機能、Little Japah ECHIGOのカフェが集落で唯一の飲食店としてオープンし、ランチを食べるところがない観光客等や湯沢町の進める泊食分離の受け皿となる飲食店としての機能が加わり、グランドオープンした。

■THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection (大阪市北区)が来夏オープンする。
旧大阪中央郵便局跡地を中心とした再開発、JPタワー大阪(梅田3丁目計画)の高層階に入居するホテルで、ブランドコンセプトは「The Osaka Time」。旅人と街を繋ぐ、新しい物語がここから始まる。ここにしかないの路線を繋ぐ旅のターミナルとなる事を願い、長い歴史を積み重ねてきた「大阪駅」に直結している事から命名されたという。ロゴマークは、歴史と未来が交差する時空(とき)の基点として、中央の空白部分は、窓、車窓、周囲は線路をモチーフとし、輪の形状は、繋がり、発展を意味する。窓から見える旅を想起しながら、人と人、人と街をシームレスに紡ぐ。客室は30階~38階に418室を展開。標準客室でも40平方mの広さを確保。付帯施設として、宴会場(7F)、レストラン(29F)、フィットネスジム(30F)などを備えるフルサービス型の高級ホテルとなる。また、同ホテルは、世界最大のホテルチェーンである「マリオットインターナショナル」が展開するブランドの中で、各地の独立系ホテルが参加するホテルコレクションである、Autograph Collection(オートグラフコレクション)に加盟しており、全世界に1億人以上の会員を擁するマリットのロイヤリティプログラム「マリオットボンヴォイ」会員の集客を見込む。

■ファーイーストビレッジホテル東京浅草(都内台東区)が開業した。
シンガポールの「ファーイースト・ホスピタリティ」が手掛ける同ホテルは、客室数134室。ファーイーストビレッジホテル東京有明、ファーイーストビレッジホテル横浜に続く国内3番目の施設。銀座線田原町駅より徒歩4分、そのほか計5つの駅が徒歩圏内という抜群のロケーションとなっており、近隣の雷門までは徒歩5分、かっぱ橋道具街も徒歩圏内。同ホテルのコンセプトである「Live Like a Local」(ローカルのように過ごす)」を体験できる。 一部の客室は、東京スカイツリーや浅草寺を眺めることができるほか、浅草の街並みを見渡すことができ、殆どの客室にレインシャワーが設置されている。ロビーのデザインは、洗練された和モダンのスタイルの中に、だるまや招き猫や枡、苔など、日本の伝統的な要素が、シンプルにグリッド状に展示され、空間に違和感なく溶け込んでいる。さらに、ロビーには、「ヒノカ」という特別な香りを演出。ロビー天井には、神社仏閣などに広く用いられる日本の伝統的建築装飾「木連れ格子」を、シンプルかつモダンな和の空間のアクセントとして間接照明の下がり天井のレリーフとして用いた。フロントデスク背後の壁面は、手漉き、刷毛染め技法による内装材として加工された和紙を用いた。天然素材を職人による手加工で一枚一枚染めることにより、動きのある表情が生まれ、重厚感と格式ある空間を演出。1階エレベーター前には、20世紀を代表する芸術家、イサム・ノグチによる光の彫刻、AKARIブランドの照明を配置。エレベーターの扉には、幾何学的に規則正しく並んだ和柄を採り入れ、ナチュラルウッドと品の良いコントラスで、モダンな空間に伝統的要素と情緒を演出。この和柄は、成長が早く生命力が強い「麻の葉」をモチーフにしたもので、成長と発展への願いが込められているという。

■川越プリンスホテル(埼玉県川越市)は、西武ライオンズ監修のもと「埼玉西武ライオンズコラボルーム」をリニューアルし、1室限定で販売している。
同ホテルでは、今シーズン到来と合わせて既存の「埼玉西武ライオンズコラボルーム」をリニューアルし、開幕から全力でチームを応援。客室には、選手がデザインされた迫力のある壁面、客室天井まで球場のデザインが施された室内など、宿泊者がまるで球場に居るかのような雰囲気で滞在中も気持ちを盛り上げる。11月30日まで。

■オリエンタルホテル 福岡博多ステーション(福岡市博多区)では、「おりえんたる博多人形付宿泊プラン」の販売を開始した。
400年以上にわたり受け継がれてきた福岡の代表的な伝統工芸品「博多人形」は、日本の"美"を代表する存在として日本国内だけでなく海外からも高い評価を受けている。同プランでは、ホテルオリジナルデザインの「博多人形」を特典として用意した。旅の記念品やお土産・贈り物に、見る人の心にNUKUMORIを与える「おりえんたる博多人形」。