ホテルのニュース20230813

■RITA 戸隠(長野県長野市)が開業した。
古民家再生事業などを手掛ける"つぎと"の現地法人"awai"が、かつて公民館として使われていた「旧中社公会堂」を再生したホテル。awaiは、国選定の重要伝統的建造物群保存地区となっている長野市戸隠で、歴史的な建物を活用した分散型ホテルプロジェクトを始動しており、今回オープンする施設は同プロジェクトの第1弾となるもの。今後は、第2弾として元茅葺民家を一棟貸し宿に再生、今年中に開業する予定。なお、「RITA 戸隠」のオープンで、つぎとが展開するホテルブランド「RITA」は、鹿児島県出水市や福岡県八女市などに続き5施設目となる。ホテル「RITA戸隠」は、旧中社公会堂の2階部分で、客室は2室(各36平方m)。ベッドはセミダブル x 2台をセパレートで配置した。また、旧中社公会堂1階部分は、レストラン「awai」で、席数20席。

■博多グリーンホテル(福岡市博多区)に、ソフトバンクホークスのコンセプトルームが登場した。
オフィシャルスポンサーだからできる「ホークスルーム」。部屋に入るとハリーホーク等身大パネルがお出迎え。ホークスファンはもちろん、子供から大人まで部屋に入った瞬間から電気を消すまでホークファミリー溢れる楽しい空間を楽しめる。普段間近で見られない選手の直筆サイン入りグッズ(ユニフォーム等)や、貴重なアイテムを展示している。ベッドカバー、クッションカバー、シャワーカーテン、タオルなどすべてオリジナル。ぬいぐるみやマグカップ等、公式グッズも多数勢ぞろい。部屋から浴室までホークファミリー一色。部屋にホークスグッズが入った"ガチャガチャ"も設置。何が出るかはお楽しみ。ホークスルーム限定、ハリー君の等身大パネルや、ホークファミリーと一緒に記念撮影できるARフォトフレームなど撮影アイテムが盛りだくさん。ホークファミリーと一緒に記念撮影できる。

■ウェスティンホテル大阪(大阪市北区)では、今年開業30年を迎えるのに合わせて、7年ぶりの大規模改装をおこなう。
約15億円を投じ、今年から来年にかけて段階的に300の全客室をリニューアルする。第1期は約41平方mの広さを活かして21階「ラグジュアリールーム」に夕日や夜景をながめながらくつろげるソファーなどを用意し、「水の都・大阪」をイメージした内装に一新するという。今後はレストランの改装も予定している。

■OMO3浅草 by 星野リゾート(都内台東区)に、「寄席」のコンセプトルームが登場した。
「OMO」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる"街ナカ"ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しており、OMO3浅草 by 星野リゾートでも「粋だねぇ、浅草上手」をコンセプトにしたさまざまな仕掛けが用意されているという。同ホテルの最大の特徴は、館内の至るところから東京のランドマークを望むことができる点。また、OMOベースでは24時間セルフサービスで食べ物や飲み物を手軽に買うことができる「OMO Food & Drink Station」も営業。好きな時間に好みの食べ物やドリンクを選んで、刻一刻と表情を変える浅草の街並みを眺めて過ごすことができる。旅の目的に合わせて選べる客室は8タイプ、全98室。全室、靴を脱いでリラックスして過ごすことができる。江戸の遊びをイメージしたコンセプトルーム「寄席ツインルーム」では、赤い絨毯や高座のような紫の座布団を設置。高座に上がった噺家のように、旅の思い出話を話したくなる客室。さらに同ホテルではOMOブランドのサービスとして「ご近所アクティビティ」を実施。浅草の観光名所はもちろん、最近人気が高まる奥浅草のグルメや江戸情緒や下町文化に触れることができるツアー、館内アクティビティが開催予定。

■ホテルアムステルダム(長崎県佐世保市)に「ミッフィールーム」が登場した。
日本最大級のミッフィーイベント「ミッフィーセレブレーション」の開催を記念したもので、客室内は、ミッフィーデザインのスツールやクッション、フットスロー、ロールスクリーンなどで装飾。部屋全体がミッフィーに包まれる特別な空間で、思い出に残る特別な宿泊体験が楽しめる。また、ミッフィーをイメージしたグルメが楽しめる「ナインチェカフェ」の優先入店券、世界最大級のアイテムが揃うミッフィーグッズ専門店「ナインチェ」の買い物券(1部屋につき5,000円分)といった宿泊特典も用意されている。

■ホテルアマネク新宿歌舞伎町(都内新宿区)がグランドオープンした。
今後、多様化する宿泊客のライフスタイルに合わせ、「1時間単位の予約」が可能なプランを導入する予定で、将来的には全室時間単位の予約ができるホテルとして、目的に応じた自由な滞在を叶える、新時代の都市型ホテルを目指すという。客室は、キング26室・ダブル91室・ツイン39室(うち13室はソファベッドで3名利用可)・トリプル13室の全169室。コンパクトながらも水周りを3点分離とし、全室に浴槽付きのバスを設置した。外観では、縦方向に高くスリット状を入れた窓を配置し、外壁材にはリブを施すことで和を感じさせながら高層ビルの立ち並ぶ新宿エリアに相応しい「高さ」を演出。内装では、煌びやかな新宿の余韻を感じさせながらも、ほっと落ち着く旅の和のデザインをプラス、ここにしかない空間を提供する。朝食は、同ホテルオリジナルの朝食を地下1階ラウンジで7時~9時30分に提供する。場所は、各線「新宿」駅東口より徒歩10分、「東新宿」駅より徒歩5分、「新宿三丁目」駅より徒歩8分の立地。