ホテルのニュース20230825
■コンフォートホテル前橋(群馬県前橋市)がリニューアルオープンした。
全153室の壁紙やカーペット、シャワーヘッドの改善を行い、機能性と快適性に富んだ客室へと生まれ変わった。群馬らしさが感じられる落ち着いた空間をイメージした「Comfort Library Cafe(コンフォートライブラリーカフェ)」を新設した。ブックディレクターの幅允孝氏が選んだ旅や群馬に関する100冊以上の本を揃えているという。カウンター席やベンチシートなどの多様な席のタイプが用意され、無料ドリンクやWi-Fi、USB電源を完備。テレワークやくつろぎの場として利用できる。場所は、JR前橋駅北口より徒歩約3分、関越自動車道前橋インターチェンジ(IC)より車で約10分の立地。
■TAOYA秋保(仙台市太白区)が開業した。
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツが「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」をリブランドしてオープンするもので、「TAOYA」は「ゆったりと、たおやかに」をコンセプトとし、宿泊料金に食事や館内サービスなどが含まれるオールインクルーシブを導入した温泉リゾートホテルブランド。「TAOYA志摩」「TAOYA日光霧降」に続き国内3軒目となる。仙台の奥座敷と呼ばれ、開湯1500年の歴史を持つ秋保温泉で400年前に創業した老舗温泉宿「岩沼屋」の重厚感やゆとりある空間を活かし、エントランスやレストラン、大浴場をリニューアル。また湯上りのビールやワインを楽しめるバーラウンジも新設する。宿泊料金は1泊2食付き19,200円~(大人2名1室利用1人あたり)。
■ヒルトン長崎(長崎県長崎市)に、プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」とコラボしたコンセプトルーム「ヴェルカルーム」が登場した。
B2リーグ参入1年目にして最短でのB1昇格を果たした長崎ヴェルカ。注目の長崎ヴェルカのグッズに囲まれるヴェルカルームは、サイン入りユニフォームをはじめ、QRコードを読み取ると選手のウェルカムメッセージが聞けるフォトカードや、"ギブちゃん"ことジェフ・ギブス選手が実際に使用したサイン入りバッシュなど、ファンにはたまらない"ヴェルカ体験"を堪能することができる。多くの人にこの部屋をきっかけにヴェルカの魅力を感じてもらい、ヴェルカとつながるきっかけにしてほしいとしている。
■京王プラザホテル八王子(都内八王子市)に、「サンリオキャラクタールーム」が登場した。
同ホテルは1994年に開業。JR八王子駅に隣接し、レストランなども併設する。客室数は200。サンリオキャラクターとのコラボは、これまで京王プラザホテル多摩で展開していたが、八王子へ営業を集約するため今年1月に同ホテルは閉館した。西東京地域の客をはじめ、国内外のサンリオキャラクターファンの利用を促進していくとして、八王子にその機能を移していくことになった。今回は常設の客室として、ハローキティ、マイメロディとクロミのそれぞれで飾った客室を2部屋ずつ用意する。マイメロディ 、 クロミで飾った客室を展開するのは国内初。客室の広さは約35平方mで、「ハローキティルーム」は2人部屋、「マイメロディ ・ クロミルーム」は3人向けと4人向けの部屋としてそれぞれ展開する。客室の宿泊予約は同館ウェブサイト限定で受け付ける。客室の展開に先行して、ハローキティ、リトルツインスターズで飾ったフォトスポットを同館2階に設けている。同ホテルオリジナルデザインのハローキティが、ドレスアップしティアラを着け、階段の上に登場するシーンを表現するなどしており、階段の前には幸せを呼ぶという右足のハイヒールチェアを配し、華やかさを演出したという。2階のレストラン「ル クレール」では、「マイメロディ ・ クロミルーム」をイメージしたショートケーキなど、ハローキティ、マイメロディとクロミの世界観をイメージしたスイーツを提供する「ハローキティ・マイメロディ・クロミのサマーブッフェパーティ」を開始。1日3テーブル限定で、ハローキティの大きなぬいぐるみなどを用意した「スペシャルシート」も用意する。
■通販大手ベルーナは、北海道札幌市に600室超の高級ホテルをオープンする。
2025年春の開業を目指しており、北海道新幹線札幌駅北側に建設中。インバウンドなど観光客向けの高級路線とし、客室600室超。また、小樽市堺町の小樽運河周辺に開業予定のホテルの隣接地に美術館を建設するという。札幌総合卸センター跡地に建設中の同ホテルは「SAPPORO HOTEL by GRANBELL」(仮称)。敷地面積は約5,700平方mで地下2階地上26階建て。上質で広い客室とスパやレストラン、ジムなどを備える。同社グループが札幌市内で展開するホテルは4カ所目となる。卸センター跡地では同ホテルのほか、ツインタワー型マンションや病院などの建設が進んでいる。小樽市のホテルと美術館の敷地は計約3,400平方m。ホテルは地上6階建て163室の計画で、露天風呂などもあるグレードの高いホテルをつくる予定だという。ホテルも半分美術館のようにして、美術館とのシナジーを出したい考え。美術館には欧州の作家によるファッション関係の絵画など約800点に加えて、映像が動く「デジタルアート」も展示する。ホテルは2025年5月開業、美術館はホテルの約2年後のオープンを目指す。
■Cuvee J2 Hotel Osaka by 温故知新(大阪市中央区)が今秋開業する。
「シャンパーニュを五感で楽しむこと」をコンセプトとした世界初のホテルで、11室ある客室全てを11の名門シャンパーニュ・メゾン(生産者)と共に造り上げるホテル。コラボレーションする11のメゾンは、「ボランジェ」「シャルル・エドシック」「レア・シャンパーニュ」「テタンジェ」「テルモン」「ジョセフ・ペリエ」「ニコラ・フィアット」「ジャン・ヴェッセル」「キュペルリー」「ドゥモワゼル」「ラリエ」。各客室がそれぞれのメゾンの世界観で造り上げられるほか、各メゾンからのメッセージや特別なシャンパーニュ1本を添える。ホテルは14階建てで、客室は4~14階にワンフロア1室。全室に半露天バスが設置される。2階には鮨とシャンパーニュのマリアージュを味わえるレストラン「AWA SUSHI」を併設。カウンター10席のみ完全予約制で、宿泊者以外も利用可能。
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