ホテルのニュース20230828

■人吉温泉 鍋屋(熊本県人吉市)がグランドオープンした。
これまでの「人吉温泉 鍋屋本館」から屋号を変えてオープンするもので、同館は、創業文成12年(1829年)、江戸時代から続く老舗湯宿として皇室をはじめ多くの文人墨客や著名人を迎えてきた。令和2年の熊本豪雨災害から約3年を経て、800年を超える城下町の象徴であり日本百名城として知られる人吉城址(三日月城)や球磨川を有するこの人吉・球磨地方を象徴する湯宿を目指し、全面復旧再開、今回のリニューアルオープンに至った。新たなコンセプトは「三日月城の懐、悠久の時が育んだ心づくしはそのままに、時の流れと共にしなやかに進化する湯宿」。これには、城下町とともに歩み続けた老舗宿ならではの長きに渡り継承し育んできたおもてなしを大切にし、老舗でありながらも時代の変化やお客のニーズに合わせて柔軟に対応するといった想いと姿勢が込められている。和と洋の融合を表現したデザインの館内は、客室をはじめパブリックスペースと全ての施設から人吉城址や緑豊かな自然、球磨川といった人吉の美しい風景を一望できる。客室は、人吉球磨で最も美しく咲く花の名前を冠した3室のスイートをはじめ、この地域で見られる鳥の名前を冠したセミスイート5室、スーペリアルーム1室。イノベーティブ・キュイジーヌを提供するレストラン「CRESCENT/クレセント」や30種類以上の球磨焼酎を取り揃えたバー、大浴場、家族風呂、足湯、オリジナルの米焼酎「女将桜」を取り扱うショップ、キッズスペースなどが新設された。また、館内随所には人吉城址を象徴する三日月のモチーフが施されている。ナチュラルモダンなインテリアで寛ぎを演出する全客室では、人吉城址や球磨川の眺望を望むことができる。最上階のスイートルーム「SAKURA」は、86.4平方mといった広さに加え、1年を通して利用できるインフィニティプールでは、夏は冷水、それ以外の季節は温泉で楽しめる。また、信楽焼の浴槽や檜風呂、イタリア製バスタブの浴室が付いた部屋も用意した。

■プリシアリゾートヨロン(鹿児島県大島郡)がリニューアルオープンした。
ホテルがある与論島は、沖縄・那覇空港から飛行機で約40分の場所に位置する離島。日本有数の透明度を誇る美しい海と、広大な珊瑚礁に囲まれている。同ホテルは、ギリシャのミコノス島を思わせる白と青を基調としたカラーリングの客室が立ち並ぶ。今回のリニューアルでは、1日1組限定の「プリシアスイートヴィラ」を新設。広々としたリビングやベッドルームのインテリアは落ち着いた白を基調としつつ、木材の豊かさや温かみを感じられる空間にした。また、専用プールやサウナ、屋上サンセットダイニングも併設されており、よりプライベートな空間で特別な時間を過ごせる。一方、ビーチサイドに建つ「ビーチサイドヴィラ」は、同じくギリシャをイメージした白・青・灰色を基調とした外観が特徴。1階にはダイニング、リビング、キッチン、バスルームが、2階にはダブルベッドのツインルームがレイアウトされている。また、オーシャンビュールームでは、窓の外に美しいヨロンブルーの海が広がる。そのほか、ひとり旅でも快適に過ごせるレジデンスなど、多様な客室が用意される。同ホテルの目の前にはビーチが広がり、マリンアクティビティも充実。特に与論島で人気のスキューバダイビングを楽しむのに最適。リニューアルに合わせて新設されたダイビングクラブハウスには、シャワー、更衣室、乾燥室、休憩スペース、ランドリーなどを完備。木をふんだんに使った開放的で落ち着く内装は、ダイビングの前後の時間をゆったりと過ごすのに最適。ダイビングなどのマリンレジャーを楽しんだ後は、与論島や周辺の地域で採れた新鮮な野菜や魚を活かした炉端焼きを、ホテル内レストラン「ぴき」で堪能できる。旬の野菜や魚などが串刺しで提供されるほか、地元のキビ酢など特産品も味わるという。

■サンシャインシティプリンスホテル(都内豊島区)に、"泊まれる美術館"テーマの「ファン・ゴッホ」コンセプトルームが登場した。
数多くのアート作品を保有しているイギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」とのコラボ宿泊プランで、プランでは"泊まれる美術館"をテーマに、ファン・ゴッホの名画を散りばめたコンセプトルームを用意。コンセプトルームの壁には、ファン・ゴッホの作品を展示。ベッドには、コラボプランのために特別に作られたクッションや「ロンドン ナショナル・ギャラリー」のロゴをあしらったベッドスローを設置。さらに、 宿泊者限定のオリジナルグッズとして、ファン・ゴッホの絵画をデザインしたトートバッグ、キーホルダー、ハンカチタオル、クリアファイル、カードキーの5種をプレゼントするという。期間中は、「ロンドン ナショナル・ギャラリー」所蔵のファン・ゴッホの代表作「ひまわり」をモチーフにしたパフェも販売。黄色やオレンジ色をベースカラーに採用し、ソースやゼリー、アイスクリーム、クッキーなどを重ね、仕上げに"ひまわり"をイメージしたチョコレートを飾った。さらにホテル館内では、「ロンドン ナショナル・ギャラリー」所蔵名画の複製画全9点を展示。「ファン・ゴッホの椅子」や「アニエールの水浴」を鑑賞できる。

■ノボテル奈良(奈良県奈良市)が来秋オープンする。
同ホテルは、フランス・パリ発のホテルグループ「アコー」が手掛ける新ホテルで、日本国内では、沖縄に続き2軒目。館内は「奈良の歴史と文化を五感で感じる」をテーマにデザインされ、客室のほかレストランや大浴場を備える。奈良の名所を望む屋上階にはバー付きプレミアムラウンジもあり、奈良の夜を楽しむ新スポットとして期待されている。「奈良県コンベンションセンター」がすぐそばにあることから、大規模な国際会議や展示会に利用できる設備も整っており、4つの宴会場と会議室などでビジネスシーンに対応するという。場所は、近鉄新大宮駅より徒歩10分、開業日や宿泊料金など詳細は今後決定するという。

■SAPPORO STREAM HOTEL(札幌市中央区)が今年中に開業する。
現在、建設の最終段階を迎えている「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」の核施設となる。「渋谷ストリームエクセルホテル東急」をリブランドとして展開する「SHIBUYA STREAM HOTEL」と共に、札幌と渋谷から新たにブランドを展開する。東急は、ホテル・リゾート事業の子会社を再編、東急ホテルズ&リゾーツはホテルの運営機能に特化した子会社としてスタートした。同社の始動にあたってブランドラインナップを新たに再編、これまでの「東急ホテル」「エクセル東急ホテル」「東急REIホテル」の各ブランドの他に、1店舗ごとに個別ブランドを設定する「単独型ブランド」と、ブランド認知の拡大を企図して複数店舗を展開する「展開型ブランド」を運営する。「展開型ブランド」は、ライフスタイルホテル「STREAM HOTEL」やホテルコンドミニアム「STORYLINE」で構成するという。「STREAM HOTEL」は、「Deep Community」をコンセプトとして、その土地や街に流れる空気感に包まれることをモチーフにした、新しいライフスタイルホテル。スタイリッシュなデザインの中に、地域の自然、文化、歴史が感じられる空間デザインを取り入れ、土地の食材や生産者と向き合い、街の流れを汲んだ商品やサービスを展開する。「SAPPORO STREAM HOTEL」は、「札幌すすきの駅前複合開発計画」(地下2階、地上18階)の1階と7階~18階に入り、客室数は436室。ダイニング&バーやフィットネス、温浴施設、テラスなどから構成される。これにより、東急ホテルズ&リゾーツの北海道の施設は、「札幌エクセルホテル東急」、「札幌東急REIホテル」、会員制滞在型リゾートの「東急バケーション札幌」の4施設になる。なお、東急不動産系の東急リゾーツ&ステイが展開する「東急ステイ」は、道内に3施設存在する。

■鴨川グランドホテル(千葉県鴨川市)がリニューアルオープンした。
和室を洋室のプレミアムルームに改装した5階フロアをオープン。客室タイプは、ビューバスプレミアムと露天風呂付プレミアムデラックス。また、「千葉らしさ、鴨川らしさ」にこだわり、地元の新鮮な食材をふんだんに使用した「THE GUNJO RESTAURANT」もオープンした。また、個室ダイニング「MIRAI」、プレミアムフロアへの宿泊者限定の「PREMIUM LOUNGE」もオープン。ラウンジは最上階に位置し、午後2時から5時半まで利用できる。