ホテルのニュース20230927
■四季の湯宿 桃山流(群馬県利根郡)がオープンした。
水上温泉の「源泉湯の宿松乃井」等を運営するシーガル・リゾートイノベーションが、松乃井別邸としてオープンさせたもので、廃業していた桃山建築様式の老舗旅館を5年ほど前に同社が取得。国の補助金も活用し、木造旅館の外観や柱、梁、天井、欄間などはできるだけ残しリノベーション。家具や照明は一新し、古い建物の中に、モダンな空間を創り出した。併せて、松乃井のコーポレートカラーである笹リンドウの緑と、日本の伝統色である藍色を基調に配色したという。客室は全7室。すべてに広々としたベッドルームと、半露天風呂を備えた。谷川岳と、利根川を望むことができるロケーションも売り。インバウンドなど滞在型観光を意識し、食事は提供しない。素泊まりが基本となる。水上温泉が今後どうやって変化、発展するかを考えながら進んでいきたいとしている。
■台湾・台北市に、「ソラリア西鉄ホテル台北西門」がオープンした。
宿泊主体型アップグレードホテルで、台湾への進出は西鉄ホテルグループとして初めてで、また台北市西門エリアでの日系ホテルの進出も初めて。同ホテルは、衣料雑貨店や飲食店が立ち並び"台湾の原宿"と呼ばれる繁華街・西門エリアに位置し、MRT(地下鉄)西門駅から徒歩4分と、交通アクセスに優れた立地が特徴。また、高さ120m、28階建てという高層ホテルならではの眺望も魅力。客室数は298室で、ダブル4タイプ・ツイン7タイプのほか、ハイグレードやトリプルなど用途に応じた14タイプを設定し、ビジネスや観光などさまざまなシーンで利用可能。ソラリアブランドのコンセプトである「街なかのスタイリッシュでエレガントな空間・時間の中で寛ぎ・楽しむための拠点となるホテル」の実現に向けて、台湾らしさをモダンに表現し、寛ぎと安らぎを感じられる空間を演出する。朝食は中華(台湾)・和洋食をブッフェ形式で楽しめる。台湾の定番朝食を和テイストでアレンジした台湾メニューを提供するとともに、台湾でも日本食を楽しめるなど、旅先での朝をあざやかに彩る。また、ラウンジやビジネスセンター、フィットネスジム、コインランドリー等、快適な滞在をサポートする。
■名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)15階ロビーラウンジ・シーナリーでは、劇団四季ミュージカル「キャッツ」の日本上演40周年を記念したコラボデザートを販売している。
コラボデザートはデザートプレートの中で「キャッツ」の世界を表現したものとなっており、黒いプレートの上には、月に照らされて踊る姿を表した、バニラムース入りのチョコレートムースや、満月のようなマンゴーとオレンジのソルベが乗るほか、グラスからは長いチョコレートがしっぽのように伸びる。また、華麗なステップを表現するかのように、足形のフィナンシェとシュガーアートが飾られた。尚、「キャッツ」名古屋四季劇場公演の入場チケット、QRチケットの提示で、同ホテル内のレストランでの利用料金が10%割引となる。
■ザ ロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留(都内港区)とロイヤルパークキャンバス大阪北浜(大阪市中央区)では、「モンスターハンターライズ」と「モンスターハンターライズ:サンブレイク」とのコラボ宿泊プランを展開している。
ザ ロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留では「サンブレイク」を,ロイヤルパークキャンバス大阪北浜では「モンスターハンターライズ」をそれぞれテーマにした客室が登場。東京では「城塞高地」ルーム,「密林」ルーム,「塔の秘境」ルームが,大阪には「オトモ広場/集会所」ルーム,「大社跡」ルームが用意された。装飾に隠されたARマーカーをスマートフォン用ARサービスアプリ「COCOAR」で読み取ると,画面にモンスターが出現し,記念撮影を楽しめるという。また,宿泊客でなくとも楽しめるフォトスポットやARスタンプラリー,コラボドリンクの提供も用意されている。ザ ロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留のB2Fコンコースには「サンブレイク」のアートが飾られ,来場者をリオレウス希少種が出迎える。また,エレベーターホールには点々と3種の足跡が付いており,エレベーターの扉が開くと足跡の主であるモンスターが出現するという仕掛けも。さらに1Fロビーにはチッチェ姫を中心とした皆が勢揃いして出迎えてくれる。いずれもファンにはたまらない演出となっている。
■リーガロイヤルホテル広島(広島市中区)では、地元の新交通システム「アストラムライン」とコラボした1日1室限定の宿泊プラン「アストラムライン 運転士なりきりプラン」を販売している。
現在営業中の新交通システム路線として日本一の長さを誇り、通勤や通学、レジャーの際の足として親しまれている「アストラムライン」。同ホテルは沿線に立地しており、同じ1994年に開業した企業としての繋がりから、今回のプランを企画したという。3年前から、広島高速交通では7000系新型車両を順次導入しており、従来型の6000系車両を廃車していることから、それらの貴重な部品を特別に借りて客室に設えた。コンセプトルームとなるのは、ツインルーム2室を繋げた55平方mの広い客室。家族やグループ旅行に最適な最大4名が宿泊可能な空間に、運転台や番線案内板、製造銘板、吊り革のほか、車両の紹介パネル等を展示し、鉄道ファンの心が熱くなる装飾を施した。また、貸出用の制服と制帽を着用し、運行時の前面展望映像(DVDソフト貸出)を見ながら運転台のハンドルを握れば、運転士気分がさらに高まる。さらに、平日限定で普段公開していないアストラムライン車両の洗車シーンや車両基地・中央指令室を見学できる特別プログラムを用意している。
■the b なんば黒門(大阪市中央区)が開業した。
既存ホテルをリニューアルして開業したもので、広々とした客室空間を実現するため、2室を1室に統合するなどの改修を実施。そのうち、高層階には2室のプレミアルームを用意した。さらに、「tottette(トッテッテ)」などのサービスを提供するため、1階ロビーエリアの改装も実施したという。プレミアルームでは、広々とした空間に小上がりのリビングやミニバーカウンターを設置。入浴しながらテレビやオーディオなどが楽しめるユニットバスや、客室内高性能スピーカー、ワインセラー付き冷蔵庫なども提供する。なお、今回改装したロビーエリアでは、片手で持てる手軽さと美味しさにこだわった無料の軽食サービス「tottette」を展開。本格マシンによる淹れたてのコーヒーを無料で楽しめるエスプレッソマシンなども設置した。朝食は、15階レストランで洋食メニューをブッフェスタイルで提供する。
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