ホテルのニュース20240215

■葉山ホテル音羽ノ森(神奈川県横須賀市)が、リニューアルオープンした。
地元の魅力をより発信しようと、リゾート感あふれる客室やレストランに一新した。同ホテルは1987年開業。南フランスのリゾート地を連想させる高台からの絶景が評判で、歌手の故マイケル・ジャクソンさんが来日した際、レストランを貸し切ったことでも知られる。施設の老朽化と時代のニーズに対応するため、昨年2月から休館して大規模リニューアルを実施。葉山の自然と利便性の良さを生かし、多くの人に魅力を感じてもらえるよう大幅にグレードアップしたという。

■和乃リトリートひといき(滋賀県長浜市)は、「アーティストインレジデンス」を実施している。
「アーティストインレジデンス」とは、アーティストを一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながら作品制作を行ってもらう事業のこと。今回の同企画では、同ホテルの施設にアーティストが滞在(数日~最大3ヶ月程を予定)し、「長浜の魅力を表現する」をテーマに制作活動に携わってもらうとしている。アーティストは滞在・制作中に地域の人や来訪者とも交流、制作物にその体験も落とし込んでいくほか、制作されたアートは館内で展示・販売するという。同ホテルは、築200年を超える町家をリノベーションしたホテル。館内には薬草や滋賀県産の茶葉香る貸切サウナがあり、「街に溶け込み、暮らす様に泊まる旅」をコンセプトとしている。今後は、分散型町家ホテル(アルベルゴディフーゾ)の形式を取る予定だという。

■シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)は、ホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」を導入した。
ロビーで利用客に向けて館内案内サービスを提供することにより、ホスピタリティの向上を実現させた。同ホテルでは、国内旅行者や渡航制限緩和などによる訪日外国人の増加によりホテル需要が回復しつつある中、個々のゲストに対してのホスピタリティをより一層高めているが、その一方でスタッフの業務負荷も高くなってきていたという。そこで、ホスピタリティを維持しながらゲストの様々なニーズに対応できるホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」を導入。特に、エレベーターやレストランの場所等の問い合わせが以前から多かったことから、こうした問い合わせへの案内をロボットが対応することで、スタッフがより高度なサービス提供に集中することができるようになったという。また、「BUTLERBOT W3」にホテルのユニフォームデザインを施すことで、利用客は親しみを持ってロボットに接することができているとしている。

■横浜桜木町ワシントンホテル(横浜市中区)では、「英国風パブ HUB (桜木町クロスゲート店)」での支払いに利用できるチケット1,500円分が付いた宿泊プランを販売している。
「英国風パブHUB」は、ビールを片手にフィッシュ&チップスを食しながら、おしゃべりやスポーツ観戦を楽しみ、一人でも、職場や気の合う仲間たちと過ごすこともできる場。食べたい分、飲みたい分だけその都度会計をする「キャッシュ・オン・デリバリー・システム」が採用され、まるで本場の英国さながらのパブ文化を体験することができる。またルーフトップテラスからは美しいみなとみらいの夜景が眺められる。バラエティ豊かなビールやカクテル・ウィスキーとともに、素敵なひとときを過ごせるプラン。

■ホテルロッテルダム(長崎県佐世保市)がオープンした。
ハウステンボスの新しいオフィシャルホテルで、色彩豊かなモダンアートに触れ、体験する「アート」のコンセプトがプラスされたホテル。ハウステンボスのモデルとなったオランダは、ゴッホ、フェルメール、レンブラント、エッシャーをはじめとする画家や、数多くの近代アート誕生の地。アムステルダムに次ぐ第二の都市「ロッテルダム」は、近代建築やモダンアートの中心地として知られている。その名を冠した同ホテルは、ゲストの動きに合わせて連動するインタラクティブアートや、遊び心満載の迷路やトリックアートを展開し、ロビーは空間全体が「アートを体感する」場所として楽しめるという。さらに、ロビーから各棟を繋ぐ屋外通路には、視覚的な誘導を兼ねたペイントアートが施され、客室まで向かう道のりをカラフルに彩る。客室は、7種類の部屋を用意。スーペリアタイプは、家族、友人グループでの滞在にもぴったりの、ゆとりある空間デザイン。また、ハウステンボスオフィシャルホテル唯一の和室の部屋は、小さな子供連れに安心の添い寝ができる客室。

■ホテルヴィスキオ尼崎(兵庫県尼崎市)のカフェ&レストラン「ウエストリバー」では、「落第忍者乱太郎 尼崎地名めぐりデジタルスタンプラリー」の開催に合わせて記念商品を提供している。
同ホテルが尼崎市潮江にあることから、落第忍者乱太郎の人気キャラクター忍術学園六年い組の生徒で、会計委員長の「潮江文次郎」をイメージしたランチとスイーツが登場。「潮江文次郎のおにぎりとハンバーグ膳」は、「和風デミグラスハンバーグ」がメイン。和風デミグラスソースがたっぷりかかり、潮江の焼き印をいれた淡路島産玉ねぎと手裏剣型の人参グラッセが添えられている。そのほか、潮江文次郎の目の形である松の実とアーモンドを使用し、レタスやブロッコリー、インゲンを爽やかなレモンドレッシングで仕上げた「文次郎のグリーンサラダ」、忍術のすいとんの術をイメージした「すいとんちくわ入り豚汁」、そして彼がこだわりを持つ武器のひとつ"鉄粉おにぎり"をイメージした「梅ひじきおにぎり」がセットになった、味も見た目も楽しめるメニューに。また、落第忍者乱太郎クリアファイルなどのグッズがついた特別宿泊プランも販売している。