ベッドスプレッドって、何のためのアイテム?
「ベッドスプレッド」の意味は?
「ベッドスプレッド」という言葉を聞いたことはありませんか?
でも、「ベッドカバー」という言葉なら普通に聞いたことありますよね。実は、この「ベッドカバー」という言葉は、和製英語で、外国では中々通じにくいのです。
「ベッドカバー」のことを、実は、英語では「ベッドスプレッド(bed spread)」といいます。
「スプレッド」とは、英語で「広げる・掛ける・覆う」などの意味があります。なので、「ベッドスプレッド」とは、まさに「ベッドの上にに、広げて掛けて覆う」という感じのイメージになりますね。
日本では、通常、ベッドの上に掛けるアイテムは「ベッドカバー」と呼んでいて、「ベッドスプレッド」という言葉にはあまり馴染みがないかもしれません。
それでは、(日本で言う)「ベッドスプレッド」とはどういうものか、見てみましょう。
「ベッドスプレッド」の役割は?
普段、ベッドのメイキングでは、最初にマットレスの上に「ベッドパッド」を敷いて・・・
その上からシーツでベッドパッドとマットレスをくるむ様にてベッドメイクします。
そして、その上から、「デュベ」等の羽毛布団(掛け布団)を掛けるのですが・・・
さらにその上から大きな一枚物の「ベッドスプレッド」というアイテムを、バサッとベッドに掛けるケースがよくあります。
これを日本では一般的に「ベッドスプレッド」と呼んでいて、ベッド全体の目隠し的な存在になっています。
周囲は足元まで達する長さで、デュベや中のシーツやベッド本体のボトムや足元なども隠れて見えなくなります。
たとえば、急な来客の際などに、もし寝室を見られても、ベッドがベッドスプレッドで覆われていると、シーツや布団が見えませんので、生活感を感じさせなくて済みますので、寝室をカッコよく見せることが出来ます。
枕まで覆って隠す
さらに、「ベッドスプレッド」では、ベッドの本体部分だけでなく、頭元の「枕」までを覆って隠す場合も多々あります。
こんな感じです↓
要は、頭の、この部分ですね↓
この部分です↓
この「枕」の部分は、枕部分だけのベッドスプレッドとして、同じ生地ですが、独立しているケースが多くなっています。(分離型で、縦幅1,200mm程度の独立したベッドスプレッドで、「枕」を巻き込めます)
さらに色々な使い方が
そして、ベッドスプレッドは、大きな一枚物のファブリックですので、折り畳んだり、掛け方を変えることで、ベッド全体のイメージを変えることが可能です。
ベッドスプレッドを折り畳んで、帯状の「ベッドスロー(ライナー)」の様にしたり・・・↓
ベッドの下半分にだけ掛けてみたり・・・↓
色々な掛け方で、寝室のイメージを変えられるのも、ベッドスプレッドの特徴のひとつです。
色や柄を変えて、寝室のイメージチェンジ
さらに、ベッドスプレッドには、色々なお色柄がありますので、異なったお色柄でベッドスプレッドを掛けると、寝室のイメージも全く異なってきます。
アンティーク柄とか・・・
エレガント柄とか・・・
最近人気の和風柄も・・・
手毬柄とか・・・
亀甲柄とか・・・
色々なデザインのものがあります。そのバリエーションは無限です。お部屋のコンセプトによって選択できます。
ベッドは、寝室のメインとなる顔です。皆さんも、「ベッドスプレッド」を使って、寝室の表情を色々と工夫してみてくださいね。
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