グランピングのベッドとは? アウトドアや高級キャンプで使うマットレスや寝具は、一流ホテル仕様が大人気!
最近よく「グランピング」という言葉を聞くことがありませんか?
“キャンプ"と"グランピング"の違い
最近ブームとなっている「キャンプ」というのは、基本的に、自分達でテントを設営して、自分達ですべて道具を揃えて、寝床も料理も、すべて自前というのが一般的なスタイルですよね。
キャンプでの、事前準備や設営、後片付けの大変さや、就寝時の寝苦しさ、あるいは突然の大雨や風などのアクシデントなども、キャンプならではの、自然の醍醐味として受け入れるアウトドアの一種のサバイバル体験ですよね。
しかしながら、それらの醍醐味でもある、ひとつひとつの要素は、アウトドアやキャンプに不慣れな入門者としては、ひとつひとつが悩みとなる点でもありますよね。
それらを解決してくれるのがグランピング施設で、キャンプの道具などを用意しなくても、気軽にキャンプを楽しめる施設なのです。
いわば、ホテルとキャンプの中間的な位置付けとでもいえるでしょう。
“グランピング"の語源
「グランピング」という言葉は、もともと、「魅惑的な」とか「華やかな」とかを意味する「グラマラス(glamourous)」という言葉と、「キャンプをする」という意味の「キャンピング(camping)」を組み合わせた造語で、英語で書くと「glamping」です。
ちなみに、漢字で書く中国語では、「グランピング」は「豪華露營」となるそうです。日本人にとっては、この「豪華」な「露営」という漢字の方が、意味がわかり易いかもしれませんね。
グランピングとホテル業界
グランピングは、日本だけでなく欧米をはじめとして、世界的に人気ですが、グランピングの歴史は意外と古く、もともとアフリカなどには富裕層をターゲットにした高級なアウトドア・アクティビティのリゾート施設が結構存在しています。
アフリカのジャングルに宿泊する体験や、キリンや象などの動物達と触れ合える宿泊施設、猛獣の鳴き声を聞きながら泊まる施設、あるいはツリーホテルなど、都会から隔絶された大自然の中へ回帰したいという欲求を満たしてくれる施設の数々は以前からあったのです。
最近は、ペットを飼う人も増えています。ペットを連れて旅行したいけれど、ペットと一緒に泊まれるホテルはまだまだ少ないですよね。
グランピング施設によっては、プライベートドッグランや犬用のケージを完備した施設もあり、ワンちゃんと一緒に旅行へ連れて行きたい人達にも人気です。
こんなブームを大手のホテル旅館がほっておくわけはありません。最近では、大手のホテル旅館が、敢えて、従来の客室ではなく、「グランピング宿泊プラン」なんていう企画を打ち出しているところも結構あります。キャンプに泊まって、一流ホテル旅館のお食事が食べられるなんて贅沢ですよね。
一口に「グランピング施設」と言っても、実際の形態は、さまざまです。
シンプルにテントであったり、キャビンであったり、コテージであったり、トレーラーハウスであったり、ドーム型であったり・・。
グランピングに採用される高級ホテルベッド寝具
そんなグランピング施設に入るベッドも、施設によって異なります。
たとえば、アウトドアでも一流ホテルと同じ空間を味わってほしいという場合、そこで使われるベッドや寝具も、大手ホテルと同じ品質・グレードのベッドや寝具が使われます。アウトドア体験で疲れた身体を、寝心地の良いベッドや寝具で癒して、ぐっすりと集中して睡眠を取って欲しいという施設側のコンセプトです。
やはりグランピング施設も、ホテルや旅館と同じホスピタリティの業界ですので、施設のおもてなしという姿勢は同じです。
グランピング施設で人気のベッドは、高級ホテル仕様の「ポケット標準タイプ」や「ポケットハードタイプ」です。
グランピングでは、訪れる人数はさまざまです。そこで、そのメンバー構成や人数、家族構成などによって、ベッドのサイズがフレキシブルに対応できるのが、ホテルベッドならではの「ジョイント仕様」です。
マットレスAとマットレスBをジョイントして、大きなベッドにすることが可能で、二台だけでなく、ジョイントをマットレスの両サイドに付ければ、二台三台・・・とジョイント出来るのです。
一人で寝る場合はベッド一台、二人で寝る場合には二台をジョイントしてダブルルームとして、また、三人四人とメンバーが増えても、ベッドをジョイントしてゆけば、大きなひとつのベッドで寝ることが可能になります。
グランピングでは、お客を受け入れる側としては、こんな柔軟性も必要なのです。
これまで実際に当サイト「一流ホテルのベッド」でグランピング施設に納入させて頂いたベッドも、多くが「ジョイント仕様」のホテルベッドでした。
寝具も、高級ホテルで人気の「デュベ」(ホテル羽毛ベッドカバー+羽毛インナー)で、
デュベの上に、帯状の「ベッドスロー」を掛けて、スタイリッシュにまとめることも可能です。
まとめ
寝心地という品質と、柔軟性という機能性の両方を兼ね備えた「一流ホテルのベッド」が、「グラマラス」な「キャンプ」である「グランピング」(豪華露營)でも求められているのです。
最後までご覧いただき、有難うございました。
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