ホテルのニュース20231208

■ホテルルートイン徳島空港-松茂スマートインター-(徳島県板野郡)がオープンした。
徳島県内では3店舗目、グループとしては337店舗目となる。場所は、JR鳴門線「協会前」駅より車で約8分、徳島自動車道「松茂」スマートICより車で約3分、徳島阿波おどり空港・徳島市内からアクセスしやすい立地。ホテル敷地内には163台収容可能な無料平面駐車場を設置したほか、「海鮮ダイニング美蔵 ホテルルートイン徳島空港店」も同日オープンした。客室は、シングル・セミダブル・ダブル・ツインなど全203室。高層階に設定したコンフォートルームでは、ルームシアターを無料で視聴可能としている。ラジウム人工温泉大浴場「旅人の湯」の営業時間は15時~26時・翌朝5時~10時。朝食は館内レストラン「和み」で6時30分~9時に和洋バイキング形式で提供する。敷地内の「海鮮ダイニング美蔵 ホテルルートイン徳島空港店」は、明るく落ち着いた空間の中で海鮮メニューを楽しめる居酒屋で、まぐろの刺身や、まぐろほほ肉ステーキなど、様々なメニューを提供、飲み放題の宴会メニューも用意する。

■彩(いろどり)ホテル(福岡県福岡市)がオープンした。
旅行の非日常感と、その街に暮らすような宿泊体験から得られる安心感の両方を味わうことができる、町家風の1棟貸しホテル全13棟。客室には、和室のリビングと寝室、キッチンなどを用意。いずれも、茜や鶯といった、日本の伝統色をテーマに和風の内装や外装を施し、日本の伝統と文化を体験することができる空間に仕上げたという。また、各棟に8人~10人を収容することが可能。福岡市内の中心地に位置しながら全てが1棟貸しのため、周りを気にすることなく過ごせるほか、併設する2棟を活用すれば大人数のグループ旅行や合宿等にも最適。全施設が無人ホテル。オンラインレセプションにより、非対面でチェックインとチェックアウトができるシステムとなっているという。

■ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング(岩手県盛岡市)は、県立美術館で開催中の「フィンランドのライフスタイル」展とコラボし、シナモンロールやミートボールなど同国の名物料理を提供している。1階の喫茶「クローバー」は、シナモンロール(400円)とブルーベリーパイ(600円)を用意した。シナモンロールはフィンランド語で「たたいた耳」の意味で親しまれ、平たい形が特徴。同国ではベリーもよく使われ、パイのさっぱりした酸味が感じられる。2階のレストラン「ジョバンニ」では、ランチバイキングで「小海老のヨーグルトソース」「ミートボール」「ジャガイモとアンチョビのグラタン風」の3品を楽しめる。フロント前では展覧会のグッズも販売している。

■ホテルヴィラフォンテーヌグランド羽田空港(都内大田区)では、京都・祇園生まれの高級デニッシュ食パン「MIYABI(ミヤビ)」とのコラボを開催している。
同ホテルのレストラン「オールデイダイニンググランドエール」の朝食ブッフェメニューとして、同ホテルのシェフが監修するデニッシュ食パンMIYABIを使用したコラボスイーツ Le Pain Dore -Orange-「「黄金のフレンチトースト」を提供。なお、期間中に羽田エアポートガーデンにある「Bakery MIYABI」でパンを購入した人には「黄金のフレンチトースト」が自宅で楽しめるレシピをプレゼント。同コラボは、インバウンドや旅行需要が回復する中で羽田を訪れる人々に、より良いおもてなしを提供したいという両者の想いが結実し実現したという。Le Pain Dore -Orange-「黄金のフレンチトースト」は 、「オールデイダイニング グランドエール」の井上シェフが監修。外はサクサク中はしっとりふわふわとした食感を活かすために厚めの3cmにカットしたMIYABIを、コク深いフレッシュクリームとオレンジジュースのブレンド液に漬け込む。オレンジの香りが特徴のホワイトリキュール「コアントロー」をプラスして、爽やかな味わいに仕上げた。MIYABI独自の芳醇な香りと上品な甘さを引き立たせるため、バターではなくエクストラバージンオイルで 焼き上げるという。

■リッチモンドホテルプレミア京都四条(京都市下京区)では、「ホテルで愉しむ京都体験」と題し、日本伝統文化の日替わりワークショップの本格運用を開始した。
同ホテルはこれまでにも、「舞妓体験」や「利き酒体験」など、日本の伝統文化を体験できるワークショップを不定期で開催しており、宿泊客から好評を得ていたという。今後は、ワークショップの種類を大幅に増やし、日替わりのプログラムとして提供する。提供するプログラムは全9種類。好評の「舞妓体験」「利き酒体験」「風呂敷体験」に加え、「アロマ調香体験」「折り紙体験」「書道体験」「和ろうそくの絵付け体験」「茶道体験」「浴衣体験」を用意する。同ワークショップは、同ホテルの宿泊客のほか、「リッチモンドホテルプレミア京都駅前」の宿泊客も無料で参加可能だという。

■ファブホテル飛騨高山イースト(岐阜県高山市)がオープンした。
“発見と体験があふれる自由な旅"をコンセプトに掲げるホテルブランド「ファブホテル(FAV HOTEL)」。今回、ファブホテルで初となるプライベートサウナを備えた同ホテルがオープンした。サウナが付いた1日1組限定の客室「サウナスイート」と、共有の貸切サウナ。いずれも、サウナのために開発された人工石のケルケスストーンを使用したフィンランド式と、ベンチ下にヒーターを設置したモリス式を組み合わせたハイブリッドサウナとなっているほか、深めのバイブラ機能付き水風呂を備えており、上質なサウナ体験を楽しむことができる。「サウナスイート」のサウナは高山の山々を思わせるような空間デザインが特徴で、最大8人で利用可能。一方の共有貸切サウナは、シックで落ち着きのあるタイプと、明るく温かみのあるタイプの2種類が用意されており、いずれも最大6人で利用することができるという。ホテルの内装は、シックなブラウンを基調としつつ、飛騨高山の歴史あるイメージと洗練された都会的な雰囲気を融合させたデザインを採用。客室内には温かみのあるウッドブラウンをベースにベージュをあしらい、開放的な空間を演出している。